引越し費用はなるべく安く抑えたいもの。しかし価格ばかりに注目していると、
引越し当日になって、トラブルが起こるケースもよく耳にします。
上手に引越しする為には正確に引越し価格の見積をとることが重要なポイント。
ここでは上手に引越し価格の見積をとるためのコツをご紹介します。
引越しシーズン中の3月下旬から4月上旬、特に週末の引越しは、直前に申し込みをすると、どこもいっぱいの状態が多いので、泣く泣く引越し日を変えなくてはならなかったりして、家賃を一カ月分無駄にしてしまうというケースがあります。引越しすることが決まったら、早めに計画を。せめて2週間前には見積依頼をすませておきたいですね。
引越し業者を決める時には、複数の引越し業者に見積を依頼するのがポイント。その際大手引越し業者と中小の引越し業者に数社ずつ依頼すると価格やサービス内容の参考になります。価格面だけでなく、引越し当日の作業員数やトラックの大きさも比較の考慮に入れましょう。電話や見積の訪問に来た営業担当者の応対も参考にするとよいでしょう。
引越しは平日を狙って
引越し業者に依頼する場合は、引越し日を平日に設定しましょう。土、日祝より空いている確立が高いうえ、引越し料金が安くなる可能性が高くなります。
不用品は事前に処分
荷物が少ないと料金も安くなり作業も楽になります。引越し時の不要な物は事前に処分したりリサイクルに出したりして運ぶ量を減らすのが基本です。引越し作業全般を考えると、例えば500メートル先に引越しするのも、隣の県に引越しするのも移動距離の違いはありますが、作業内容はさほど変わりません。引越し費用は距離のことを考えがちですが、荷物の量が重要なポイントになります。引越し先のことをよく考えて、必要なものだけ持っていくようにすれば作業時間も短縮できますね。
引越し当日は自分も少し手伝おう
引越し料金は、荷物の量・運搬する距離・かかる時間などで決まるもの。予定していた時間をオーバーすると追加料金がかかることもあるので、自分のできる範囲は荷物の搬入を手伝いましょう。ただし、引越し業者のプロの皆さんの邪魔にならないように注意したいものです。
荷造りや荷解きは自分で
荷造りや荷解きは引越し業者ですべてやってくれるサービスもありますが、料金の節約を考えると時間と体力に余裕があれば、荷造りや荷解きはすべて自分でしましょう。
引越し資材は自分で集める
ダンボール箱やガムテープ、ひも類など、引越し業者のサービスで無料にならないものは自分で用意しましょう。
皆さんは引越しするときの次の項目にすぐに答えられますか?
これらのことは見積や引越しのときたいへん重要になります。引越し業者の作業量や人員、車の手配が変わってくるからです。
特にオンライン見積では、引越しの手間やそれにかかる料金は荷物の量だけではわからないことばかり。引越し価格の見積を申し込むときにはこれらの情報も伝えると見積はもちろん、引越し自体がよりスムーズにおこなえます。ぜひ全項目をチェックしてみてください。
- 現在お住まいの家の前や新居の前の道幅やアクセスは?
- 階段や入口ドアの幅やエレベーターの容量は?
- 観賞魚水槽やペットの取り扱いは?
- 鉢植えの種類や大きさ、高さは?
- 振動に弱いガラス製品や精密器具がある?
- 破棄するものの分量はどの程度?
- 建物やエレベーターの保護が必要?
道幅やアクセス
道幅は乗用車のすれ違いができるかどうかがポイントとなります。トラックが通れるか、迷惑にならないように駐車できるかどうかで作業の方法が変わってきます。
道幅や入口
階段や入口から家財道具をスムーズに運び出せるかなどを確認し検討します。家に入っているものは、引越しの時にも当然運び出せると考えがちですが、 後で階段に手すりをつけたために、家具が運び出せないというケースもあります。
観賞魚水槽やペット
通常は、お客様自身で運ばれるか専門の運送業者に依頼します。空調のないコンテナなどは、ペットの運搬には向いていないので、基本的にペットを荷物と一緒に引越しトラックに乗せることはできません。また水槽は手厚く保護しなくてはいけませんし、酸素も必要です。小さな水槽でも保護は必要ですし、生き物だから細心の注意を払わなければなりません。
鉢植え
鉢植えは軽くて簡単に運べると考えがちですが、トラックの荷台に積んだとき、その上に物を置けないのでかさばります。鉢植えが多くてもう一台トラックが必要になり、余分な費用が発生するというケースもあります。見積のときに、しっかり確認し営業担当者とよく相談しておくとよいでしょう。
振動に弱い物
振動に弱い壊れ物の運搬方法はプロに判断してもらったほうが安全です。壊れやすい物は人が運ぶときは気をつければ案外大丈夫ですが、移動中にトラックの中で損傷するケースもあります。梱包の仕方によっては、運搬中の損傷なども減らすことができます。壊れやすい物の梱包や荷物の積み込みはやはり経験豊富なプロに任せるのがよいでしょう。
破棄するもの
捨ててしまう物も正確に知る必要があります。捨てる物が決まっていれば、おのずと移動する物の量が判明し、正確な料金が出やすくなります。
建物やエレベーターの保護
引越し作業中に建物やエレベーターに傷がつくケースは多く、とくに自分で引越しするときには、荷物を運ぶことに気を取られて、壁やドアに気を使う余裕がなかったりします。プロは、養生(ヨウジョウ)と言って、家屋やマンションのエレベーターや玄関を傷つけないように保護資材を巻きつけたり、床に敷物を敷いたりして作業します。引越し先が新築の場合、特に注意が必要です。事前に下見しておかないと引越し当日に支障が出るかもしれません。
標準引越運送約款とは?
標準引越運送約款とは、引越し業者と消費者が結ぶ引越運送契約の基本規則を、国土交通省が制定したもので、引越し業者と消費者とのトラブルを防ぐために作られました。
コシナビの一括見積サービスに参加している全ての引越し業者は標準引越し運送約款に準拠した約款を取り入れています。しかし引越し業者の中には独自の約款を届け出て認可されている業者もありますので注意が必要です。約款は、引越し業者から受取る見積書の裏に書いてありますのでよく確認しましょう。
<標準引越運送約款(抜粋)>
・見積の際に内金、手付金等はかからない(規定による下見に要した費用を除く)
・引越し業者は、引越し日の2日前までに、見積書の記載内容の変更の有無等について確認をおこなう。
・キャンセル料がかかる場合
| 引越し前日まで | なし |
|---|---|
| 引越し前日 | 見積書に記載した認可運賃料金の10% |
| 引越し当日 | 見積書に記載した認可運賃料金の20% |
正確な引越し価格の見積のために荷物の量は正確に
引越し業者を利用する場合、荷物の量がはっきりしないまま引越し価格の見積を依頼すると、想定していたトラックや人員が間に合わなかったりして、後で思わぬ追加料金が発生することもあります。正式な見積は、必ず引越し業者の営業担当者に自宅へ訪問してもらい、確認してもらいましょう。大体の予算を調べるだけならともかく、最終見積にも荷物を見に来ない引越し業者では不安です。必ず実際に荷物を見てもらうようにしましょう。複数の引越し業者にオンライン見積をおこなう場合は、後日業者を決定してから正式な見積の金額と実際の引越し金額に誤差のないよう、自分の荷物がどれぐらいあるのか厳密に計っておくことをおすすめします。


